アンティークの指輪とは、一般に作られてから100年以上たったもの。ヴィンテージの指輪は、それより新しく、ある時代らしさを持った古い指輪を指すことが多い言葉です。ただしヴィンテージには決まった年数の基準がなく、お店によって使い方が異なります。そして「アンティーク調」は、古い指輪そのものではなく、アンティークの意匠を取り入れて新しく仕立てる指輪のことです。
ここでは、三つの言葉の違いと、結婚指輪として選ぶときの考え方をお話しします。
ジュエリーの世界では、製作から100年以上を経たものを「アンティーク」と呼ぶのが一般的です。この目安は、アメリカの関税法で100年以上前に作られた品をアンティークとして扱ったことに由来するといわれています。
年数で区切られるため、アンティークの範囲は時とともに広がっていきます。いまはヴィクトリアン期(19世紀)やエドワーディアン期(20世紀初頭)の品に加え、1920年代の品もアンティークに数えられるようになりつつあります。
ヴィンテージには、アンティークのような共通の年数の基準がありません。数十年前のもの、あるいは「1950年代らしいデザイン」のように、特定の時代の雰囲気を持つものを指すなど、使われ方はさまざまです。古い指輪を選ぶときは、そのお店が何を基準に「ヴィンテージ」と呼んでいるのかを確かめておくと安心です。
なお、前の持ち主がいたジュエリーを指す「エステートジュエリー」という言葉もあります。こちらは古さではなく、受け継がれてきたかどうかを表す言葉です。
| 言葉 | おおよその意味 |
|---|---|
| アンティーク | 製作から100年以上を経たもの(一般的な目安) |
| ヴィンテージ | それより新しく、時代らしさを持つ古いもの。年数の基準は一定ではない |
| アンティーク調 | アンティークの意匠を取り入れ、新しく仕立てたもの |
百年前の指輪には、その時代にしかない手仕事の跡と、長い時間が育てた風合いがあります。一点ものとの出会いには、ほかに代えがたい魅力があります。
一方で、結婚指輪はふたりで揃え、毎日着け続けるものでもあります。サイズや素材を自分たちに合わせて選びたい、購入後のお直しも相談したい。そう考える方にとって、アンティーク調はひとつの答えになります。
アンティーク調の指輪は、時代を重ねたジュエリーの面影を写しながら、いまの指に合わせて仕立てられます。
アンティーク調の指輪の印象をつくる要素については「アンティーク調の結婚指輪とは」で詳しくお話ししています。
アンティーク調の印象をいちばん大きく左右するのが、縁に小さな粒を連ねるミル打ちです。19世紀後半から20世紀初頭のジュエリーに、繊細なミル装飾が数多く残されています。&tique はすべてのラインの縁にミル打ちをあしらっています。ミル打ちについては「ミル打ちとは」をご覧ください。
&tique の指輪には、それぞれ名前と対の言葉があります。たとえばノイルト(NEULT)の言葉は「過去と未来」。古いものへの憧れと、これから重ねていく日々のどちらも抱える指輪として、ノイルトの結婚指輪やセットリングもご覧ください。ライン名と言葉については「結婚指輪の名前に込めたもの」で紹介しています。
百年後に、いちばん美しくなる指輪を。
新しく仕立てた指輪も、毎日着けるうちに少しずつ表情を変えていきます。いつかその指輪が、誰かにとってのアンティークになるのかもしれません。
アンティークは製作から100年以上が一般的な目安です。ヴィンテージには共通の基準がなく、お店によって使い方が異なります。古い指輪を選ぶときは、そのお店の基準を確かめておくと安心です。
いいえ。アンティーク調は、アンティークジュエリーに見られる意匠を取り入れた新しい指輪です。&tique の指輪も、すべて新しくお仕立てするものです。
はい。&tique の結婚指輪はレディースとメンズで幅と表情を変えて仕立てており、並べたときに揃い、別々に着けたときはそれぞれの顔になります。結婚指輪のコレクションからお選びいただけます。
アンティーク調の繊細さは、実物を指に通すとよくわかります。&tique の指輪は全国の正規取扱店でご覧いただけます(取扱ラインは店舗によって異なります)。お近くの正規取扱店で、百年前の面影を確かめてみてください。