毎日着ける結婚指輪には、どんな素材でも、少しずつ細かな傷がつきます。それは避けられないことであり、ふたりが同じ時間を過ごしてきた記録でもあります。表面の光沢がやわらぎ、縁の粒が丸みを帯びていく。そうした経年の変化を味わいとして楽しみながら、気になったときは磨き直しで整える。それが、結婚指輪との長い付き合い方です。
ここでは、普段使いでつく傷と経年変化の考え方、そして磨き直しとミル打ちの関係をお話しします。
日常のなかで指輪に傷がつく場面は、思いのほかたくさんあります。
こうした場面で、表面には髪の毛のように細い線状の傷が少しずつ重なっていきます。一本一本は目立たなくても、積み重なると光沢がやわらぎ、少しくもったような表情になります。
プラチナは化学的に安定した金属で、変色やさびがほとんど起こらないとされています。&tique の4種類の地金(ハードプラチナ Pt900、K18 のイエロー・ホワイト・ピンク)は、すべてメッキなしで仕上げています。剥がれる層がないため、色の変化を心配せずに着けていただけます。
なお、ホワイトゴールドはご希望によりロジウムメッキをかけることもできます。メッキは使ううちに少しずつ薄くなっていくのが一般的なので、メッキを選ぶ場合は、その点も知っておくと安心です。
縁に並ぶミル打ちの粒は、毎日着けるうちに少しずつ角が取れ、丸みを帯びていきます。粒が丸くなった指輪の光は、新しいものよりやわらかく、深くなります。百年前のアンティークジュエリーが持つ風合いも、こうした時間の積み重ねから生まれたものです。ミル打ちの光り方やお手入れについては、「ミル打ちとは」で詳しくご紹介しています。
明日のほうが、美しい。傷も丸みも、重ねた日々の表情です。
傷をまったくつけないことはできませんが、目立たせにくくする工夫はあります。
01重いものを扱うときや力仕事のときは、外しておく。 硬いものとぶつかる場面を減らせます。
02ほかの指輪やアクセサリーとぶつけないように保管する。 外したときは、一本ずつ柔らかい布やケースに。
03汚れはこまめに落とす。 ミル打ちの粒の谷には汚れがたまりやすく、くすんで見える原因になります。
硬さという点では、&tique のハードプラチナ Pt900 は一般的なプラチナの約1.5倍の硬度を持ち、細いまま丈夫に仕立てています。硬さの考え方は「ハードプラチナとは」でお話ししています。
また、表面をつや消しに仕上げると、光沢のある面とは傷の見え方が変わります。&tique ではヘアライン・ホーニングのつや消し加工も承っています。違いは「つや消し加工のヘアラインとホーニング」をご覧ください。
傷が気になってきたら、磨き直しで表面を整えることができます。&tique では、ギャランティカードによる永久保証で、サイズ直しまたは磨き直しのいずれかを、ご使用期間に関わらず初回無料で承っています。
ただ、ミル打ちのデザインは、研磨のたびに粒がわずかに浅くなります。そのため、小さな傷が気になるときは、まず洗浄で対応できるかどうかをご相談ください。研磨を重ねて粒が浅くなった場合は、ミル打ち直しで粒を打ち直すこともできます(状態によっては承れない場合があります)。
磨き直し・ミル打ち直しの内容と加工賃は、保証・アフターサービスにまとめています。お直しのご相談は、ご購入の正規取扱店へどうぞ。アフターサービスの全体像は「結婚指輪のアフターサービスと永久保証」でもご紹介しています。
はい。毎日着ける指輪には、どんな素材でも少しずつ細かな傷がつきます。重いものを扱うときに外す、ほかのアクセサリーとぶつけないなどの工夫で、目立ちにくくすることはできます。
磨き直しで表面を整えることができます。&tique では永久保証により、サイズ直しまたは磨き直しのいずれかを初回無料で承っています。ミル打ちの指輪は研磨で粒が浅くなるため、まずは洗浄で対応できるかをご相談ください。
研磨のたびに、粒はわずかに浅くなります。粒が浅くなった場合は、ミル打ち直しで打ち直すこともできます。状態によって承れない場合もありますので、購入された正規取扱店でご相談ください。
指輪を選ぶときは、新しい輝きだけでなく、何年も着けたあとの姿も想像してみてください。結婚指輪のコレクションをご覧いただき、全国の正規取扱店で実物を手に取ってみてください(取扱ラインは店舗によって異なります)。